
白子宿ブレンド
にしむろ珈琲1周年記念として販売開始をした白子宿ブレンド。趣味が高じてはじめたコーヒーも試行錯誤しながら1年が経ち、本当に環境に恵まれてるなと実感していました。この地に感謝して誕生したのがこの白子宿ブレンドです。この白子という地は江戸時代、江戸と川越を結ぶ川越街道の宿場町だったそうです。日本にコーヒーが入ってきたのも幕末の頃と言われています。当時はまだ庶民の飲み物ではなかったそうですが、昔の文献を見たり読んだりしているうちにイメージが固まってきました。

パッケージのイラストを描くにあたり、昔の白子宿の写真をたくさん眺めました。 熊野神社付近の面影や、古い街並みの記録。今ぼくが暮らしているあたりも、当時は見渡す限りの田んぼだったりして。
そんな中、近所にあった歴史ある建物が取り壊され、マンションが建つことになりました。通るたびに思わず見入ってしまうほど、日本の伝統美を感じる素敵な佇まいだっただけに、本当に寂しい気持ちになりました。 時代の流れと言ってしまえばそれまでですが、「白子宿ブレンド」が生まれた背景には、失われゆく風景へのそんな愛おしさと寂しさがあったのかもしれません。


